【感想】映画「聲の形」ひとことでは語れないトップクラスに面白いアニメ映画


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 Netflixから5月17日より配信された「聲の形」をつい先日見終えたので感想を綴っていこうと思います。

 「聲の形」は2016年公開の映画ですが、2016年といえば「君の名は」が公開された年でもあります。「君の名は」は空前絶後の大ブームを巻き起こし、ニュース番組で特集が組まれたり、RADWIMPSさんの「前前前世」が連日のようにテレビから聞こえていたことも記憶に新しいでしょう。「君の名は」の流れで「聲の形」も多少盛り上がりましたが、「君の名は」ブームが凄まじくて押しつぶされた感じはしますよね。

 今回、その「聲の形」を鑑賞した結果、物凄く面白かったです。個人的には、「君の名は」より「聲の形」のほうが面白いと思いました。「君の名は」も面白かったのですが、大ブームなだけあって、期待しすぎた感じはありました。でも、内容もシンプルでわかりやすく、とにかく作画に魅力があり美しすぎます。こういう要素が、一般層の心を掴んだのでしょう。

 「聲の形」はというと、メッセージ性が強く、物語の内容を紐解くのに多少難解だったりします。というのも、ヒロインの西宮硝子は聴覚障害者なので、しゃべって相手に何かを伝えるのも満足に出来ないし、視聴者側も滅茶苦茶模索するんですよね。表情であったり、行動、仕草、すべてが西宮硝子の言葉なので、何を伝えようとしているのか何を感じているのか、彼女の意志を汲み取るのが難しいんです。

 自殺しようとしていた主人公「石田将也」は、小学生時代にいじめていた「西宮硝子」に再会することで、生きる希望を得ました。ですが、「石田将也」が生きる希望を持つごとに「西村硝子」は自分は生きていてはいけない人間だと思いこむ、残酷でものすごく悲しいストーリーではありますが、それに1つの深いテーマが根本にあり、物語を価値を一段とあげているような気がするんですよね。

 今回、この「聲の形」を鑑賞し、本当に良かったです。むしろ、なんで映画が公開されていた2016年当時に映画館に見に行かなかったのかと後悔するぐらいです。内容的には暗く、難解なものですが、その分秘められた思いやメッセージが多く点在しているので、今からでも十分に見る価値のあるものだと私は思います。個人的にアニメ映画の中ではトップクラスに面白い作品だと思うので、ぜひ気になる方には見ていただきたいです。

映画『聲の形』公式サイト
映画 聲の形 - Wikipedia