『声優に死す』感想。関智一の見方が良い意味で変わった1冊


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最初に、この本を『おすすめできる人』について話をしていきたいと思います。

  • 声優を目指している
  • 声優に興味がある
  • 関智一のファン
  • 関智一の客観的な人間性を知っている人

上記のどれかに当てはまる人は、本書を読んで面白いと思えるでしょう。というのも、この本は大きく分けると、『声優業界について』『役を演じることについて』『関智一のこれまでの道のり』についての内容だからです。

だからと言って上記のどれにも当てはまらないから読んでもつまらない訳では無いので、どうしても気になる方は心配無用です。

この本を知ったきっかけはシュタインズゲートの生放送で本発売の宣伝してたので、面白そうだなと思い購入しました。ですが、購入後はその本の存在自体忘れてて、シュタインズゲート ゼロが放送されたときに思い出したので読みましたね。

私から見た『関智一』の印象

私は、友達とアニメの話をした際に、声優についての話題が出たことで、声優にドハマリしていきました。その成り行きで、『関智一』という人物を認知したわけですが、どのキャラクターの役をやっているのか、いつも通りWikipediaで調べたら、リアルに「うおお」となったと同時になんなんだこの声優は!と思いましたね。では、簡単に演じた役を紹介していきたいと思います。

  • 狡噛慎也(PSYCHO-PASS)
  • アーチャー(Fateシリーズ)
  • 橋田至(シュタインズゲート)
  • スネ夫(ドラえもん)

と、最近のアニメばかりで申し訳ないですが、控えめにいってすごいですよね。

狡噛慎也とアーチャーは声質が近いので、同じ声優さんかな?と思った人も多いかと思いますが、その声優さんがあの国民的アニメ『ドラえもん』のスネ夫の役をやっていたとは誰ひとりとして思わなかったでしょう。私もその一人で、声優さんの凄さを再確認したのを覚えています。

それきっかけで、関智一関係の動画やラジオを漁っていくうちに、お茶目な人間性だとわかりました。『下ネタ』や『おふざけ』がとっても得意な方なんだと。顔出しの生放送などでは、いつもなにをぶちまけようか考えているような顔をしている反面、演技についてはあまり語らない方なので、『関智一』は才能の天才が殆どをしめている人だと思っていました。

『声優に死す』を読んだあとの『関智一』の印象

『声優に死す』を読んだ後の『関智一』の印象は、タイトルにも有るように良い意味で変わりましたね。演じる側になりたい一心で、人生の殆どを演技に費やしながらも、ラジオや生放送などの関智一という人間で私達の前に出るときは、常にみんなを笑わそうと考えて、本当に尊敬に値するべき人だと思いました。

もしかしたら、一流の声優や舞台俳優になるには挫折もありながらも、他の芸能人と比べれば道のりは容易かったかも知れません。ですが、『関智一』は一流になるべくしてなった男だと思います。

正直、関智一の地声はただのおっさんで、声質によるアドバンテージもないし、顔も平凡。ですが、誰にでも負けていなかったのは演じることに関しての本気でしょう。演じる際の気持ちだとか、どういう行動が仕事をもらえるチャンスになり得るのか、どれだけ声優になりたい気持ちに飢えていたか。声優になるための1歩がたとえほんの少しでも、人生をかけていたなと感じました。

まとめ

声優という職業は、倍率が物凄い高く、声優として食べていける人はごく僅かなとても厳しい世界。役者と言うこともあり、教科書すべて暗記したからといって一流になれる職業ではありません。そんな厳しい世界の狭き門をくぐり抜けた、現役の声優が感じたことや道のりを知れて、アニメ好き、声優好きとして、本当に有意義な時間を過ごせました。

実際読んだ感想としては、本当に読んで良かったです。私達が大好きで何時間も費やしているアニメの声優の苦労や、演じるキャラクターにかけている思いが想像以上だと改めて感心しました。また、この本は声優を目指している方には本当に読んもらいたい1冊ですね。

ちなみに本書には『おまけ』がついているのですが、これまたふざけっぷりが炸裂してます。炎上覚悟で書いた好きな声優と嫌いな声優や、声優志望の人や現役声優に匿名で募集した質問コーナーなど面白い内容となっています。

以上をむくめて、この本が気になったらぜひ読んでみることをおすすめします。